【剣盾S27 最終82位】チキンイベザシラキヌオー

どうもはじめまして、パトリックです。

今期は初レート2000、最終2桁を達成したので構築を紹介しようと思います。

【使用構築】


【構築経緯】

ある実況者さんの配信を見ていたところ
・ハピヌオー(ラキヌオー)を崩せない構築が多々見られる
・環境的に対面構築が多いため初手の出し勝ちが重要である
と言う発言を聴き、その2つを両立させればある程度戦っていけるのではないかと考えた。

そこで、とりあえずラキヌオーから組み始めようと考えたが、今まで1度もラキヌオーを使ったことが無かったため、竜王戦環境で多く見た「蒼響ラキヌオー」のザシアンを禁伝枠として採用。また、相方の禁伝として崩し性能が高くラキヌオーやザシアンとも相性補完の良いイベルタルを採用した。

また、相手に崩しの駒がいた場合に対面的な選出も出来るように対面性能の高いポケモンを考えたが、初手で出し負けしにくいマンムーを採用。最後の枠として、イベルタル以外のダイマックス枠としてカイリューを採用して構築の完成とした。


【個体解説】

ザシアン(けんのおう)@くちたけん
特性:ふとうのけん
性格:ようき
実数値:197(236)-191(4)-136(4)-x-137(12)-220(252+)
きょじゅうざん じゃれつく ワイルドボルト つるぎのまい

HB-特化ザシアンの巨獣石火を大体耐える
S-ミラー意識で最速
D>B(DL意識)

対ザシオーガ最強のポケモン

環境に存在するザシアンが耐久振りしかいないため、ザシアンミラー対面で剣舞を押してから相手に一気に負荷をかける動きが強すぎた。そのため、こいつだけでザシオーガをほぼ駆逐した。

ワイボはザシアンに対して投げてくるホウオウ、カグヤ、ムドーを咎めるために採用。



イベルタル@いのちのたま
特性:ダークオーラ
性格:ひかえめ
実数値:201-x-116(4)-201(252+)-118-151(252)
デスウイング あくのはどう ねっぷう はねやすめ

C-ザシアンをダイバーンで落とせる確率を上げるために特化

ダイマ枠1

相手のザシアンを止めるための駒やラキヌオーを崩すための駒を一気に破壊していけるため、こいつを対策していない選出をした相手にはeasy winできる破壊神。

羽休めの枠は不意打ちや挑発を使う手もあったが、ザシアンに後出ししてくる受けポケに対して、交代したタイミングで攻撃してきたら羽休め、変化技を打っていたらダイマするという動きが出来るようにするために採用した。

不意打ちが欲しい場面は多くあったが、ダイマックスを強く使うことにおいてダイウォールは必須だと思ったのと、不意打ち択をするのがバカバカしいと思ったため採用しなかった。

また、こいつがいるだけで相手はラキヌオー、ハピヌオーを選出させないため、選出誘導という意味でも非常に優秀だった。


ラッキー@しんかのきせき
特性:しぜんかいふく
性格:おだやか
実数値:331(44)-x-52(212)-x-172(252+)-70
ちきゅうなげ めいそう ステルスロック タマゴうみ

HD-特化球オーガの雨ストリームを12/256切り2耐え
B-余り

相棒の化身

誰も知らないであろう自分の相棒であるポリ2では今期戦っていける気がしなかったため、特殊受けとして採用。

技構成は確定枠である地球投げと卵産み、後述するヌオーと合わせて使うステロ、瞑想カイオーガに対しても戦えるようにこちらも瞑想を採用した。

Bにあまり振ってないせいでイベルの不意打ちダイアークが致命傷になることやマンムーが受けられないなど、問題点が多く感じられた。



ヌオー@たべのこし
特性:てんねん
性格:わんぱく
実数値:202(252)-105-150(252+)-x-86(4)-55
じしん あくび まもる じこさいせい

HB特化

ザシアン受け、メタモン・日ネク誤魔化し枠

途中までゴツメで採用していたが、相手のザシアンを削ったところで何も意味が無いことに気付き、受けられる範囲を増やすために残飯に変更し、残飯を持たせた際に最も相性が良い欠伸守る型にした。

また、竜王戦環境で日食ネクロズマを使っていて最も相手にして嫌だったヌオーがこの型だったため、ザシアンが突破出来ない日食ネクロズマを誤魔化すという意味でもこの型で良いと思った。


カイリュー@ラムのみ
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
実数値:167(4)-204(252+)-115-x-120-132(252)
ダブルウイング げきりん ほのおのパンチ りゅうのまい

A-特化
S-準速80族、遅い90族意識、+1でほとんどの耐久振りザシアンを抜くために準速

ダイマ枠2

無難に強かった。特に終盤にかけて増えていたアタッカー球ガマゲロゲに対して強く出ることが出来るのが偉かった。

また、持ち物は途中まで弱点保険を採用していて、無難に強かったのだが、電磁波や鬼火や熱湯火傷が気持ち悪かったのと相手の欠伸展開が普通に重かったためラムの実に変更した。思ったよりも活きた場面は無かったが、相手の電磁波ミミッキュ+ジガルデのような並びに強く出られたので良かった。

マンムー@きあいのタスキ
特性:どんかん
性格:いじっぱり
実数値:185-200(252+)-101(4)-x-80-132(252)
つららばり じしん こおりのつぶて いわなだれ

A-ザシアンに対する地震のダメージが変わるため特化

最強の襷枠

禁伝2体環境になってもやはり相手の構築に氷・地面の範囲が一貫していたため予想通り暴れてくれた。

ザシアンが地震で落ちるのか乱数、つららばりの当たる回数も運なので、ずっと運ゲマンと呼んでいた。

岩雪崩は初手に出てきやすいホウオウを咎めるためだけに採用。しかし、HBホウオウは普通に耐えてくるのでエッジを採用するか検討したが、HBホウオウならイベルでどうにか出来ると思ったため、チョッキホウオウをほぼ確実に倒せるようにするため岩雪崩に留まった。


【選出】(1番左が初手の場合が多い)
マンムー+イベルタルorカイリュー+ザシアン(9割以上)
・ザシアンorイベルタルorカイリュー+ラキヌオー
・ザシアンヌオー+イベルタルorカイリュー



【成績】
TN:MRPK 最終82位(2015)
TN:パトリック 最終539位(1860) 最高1952


【反省】
せっかくラキヌオーのサイクルのできる構築を組んだのに、相手のガマゲロゲマンムー、ウーラオスなどを見るだけでラキヌオーを出すのが怖くなってしまい、そのおかげで勝てた試合もあるだろうが、それよりもそのせいで負けた試合があるというのが悔しいため、もう少し練習しておくべきだったと非常に反省しております。

そして、自分は初レート2000を最終日前日に達成しましたが、最終日は常に緊張が止まらず、1試合しか潜れなかったのもとても悔しいです。

これら2つの臆病っぷりからタイトルに「チキン」を入れました。来期からはこうならないようにして行きたいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

何かあれば@Patrick_Pory2まで